ワールドタイム5330G-001モデル

2023年6月に東京で開催されたウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)の機会にリミテッド・エディションとして発表された5330モデルが、マニュファクチュールの現行コレクションに登場しました。このモデルは、都市表示リングの12時位置に表示されている選択されたタイムゾーンの時刻(センターの時、分針が表示する現地時刻)と同期した日付表示という、特許取得の世界初の機構を特徴としています。

革新的な特許取得の差動システム

ユーザー・エクスペリエンスをできるだけ実用的で快適なものにするため、パテック フィリップは、日付表示が調整の必要なしに現地時刻と機械的にリンクすることを技術陣に指示しました。そのためには、真夜中を過ぎ、日付が翌日に変わる際も、太平洋の真中の日付変更線を西から東に越えて日付が前日に戻る際も、日付表示が自動的に前進・後退いずれの方向にも変わることが必要となります。

この有用な機能を提供するために、マニュファクチュール パテック フィリップは新しいムーブメント、キャリバー240 HU Cを開発しました。現地時刻の日付表示制御は、2つの同軸の歯車(星車)からなる特許取得の中央差動システムによって行われます。

オリジナルで読みやすい表示

パテック フィリップとしては初めて、日付は、先端部分をレッドにラック塗装したハンマー型の透明なガラス製センター日付表示針が、転写印刷された1から31までの目盛上に日付を表示します。これは日付表示針という動きの少ない針が他の情報の読みやすさを妨げないようにするためです。

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気品溢れる外観

5330G-001モデルは、きわめて洗練された気品溢れる外観が際立っています。エレガントな色合いのブルーグレー・オパーリン文字盤のセンターには《カーボン》パターンが施されています。24時間表示リングは、昼夜を示すため、それぞれ正午を象徴する金色の小さな太陽が描かれたシルバー、真夜中を象徴する金色の三日月が描かれたブルーグレーの2つのゾーンに色分けされています。都市表示リングのオークランドとミッドウェイの間に記された赤いドットは、国際日付変更線を示しています。

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