パテック フィリップにおいて時計の創作を定義するルールブックなどというものはありません。時計師と職人の究極の目的は、審美的、技術的に美しい何かを創作することです。各々のタイムピースの開発においては、情熱に根ざした創造的な文化がインスピレーションを与えます。

ミニット・リピーターの組み立てには近道はありません。マスター・ウォッチメーカーは、これらの希少な楽器に収められたゴングのユニークな音色に責任を負っています。ミニット・リピーターは、愛好家、コレクターが時計製作の最高峰と見なしているコンプリケーションです。パテック フィリップでは、製作工程には、時計師のスキルだけでなく、パテック フィリップ社長ティエリー・スターンの優れた耳が必要です。スターン社長は、すべてのミニット・リピーターの音色を自分自身で最終判定します。

パテック フィリップでは、時計製作への情熱が最も重要であり、それがすべての原動力です。この精神は、独立性を固持するという決意によってさらに高められます。最古の独立した家族経営のジュネーブの時計マニュファクチュールとして、完全独立による長期的ビジョンは継続性、回復力、ユニークな創造性を保証します。

パテック フィリップは家族経営の会社です。それは、真の革新の伝統を守り続けた多数の世代の経験と創意工夫により、今日の遺産をつくり上げました。180年以上前、創業者のただひとつの目標は、世界最高の時計を開発し、製作することでした。後続世代のすべてのオーナーは、この独自の目標を受け入れ、常にこれを順守してきました。