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独立の物語

創業者たち

アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとジャン・アドリアン・フィリップの出会いは、時計の歴史を変えるものでした。この2人が確立した「世界最高の時計をつくる」という使命は、以後2世紀近くにわたり、現在まで続いています。パテック フィリップの従業員は今もなお、この2人が残した伝統、革新、独立の、比類ない足跡をたどっています。

先見の明のあった起業家

アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック

ポーランド生まれのアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックは、1830年代にジュネーブに居を定めた後、1839年にフランソワ・チャペックとともに《パテック,チャペック社》を設立しました。1844年、パリ産業博覧会を訪れたパテックは、ジャン・アドリアン・フィリップの鍵なし竜頭巻き上げ・時刻合わせ機構のことを知ります。そしてジャン・アドリアン・フィリップをジュネーブに招き、共同で《パテック,フィリップ社》を設立しました。

到着が夜になった場合は、ホテル・デュ・ラックへ行き、私からの推薦であると女主人に伝えてください……アドリアン、健康に気をつけてください。できるだけ早く来てください。そして握手しましょう。

パテックがフィリップをジュネーブに招待した後の手紙、1845年

天才的な時計製作者

ジャン・アドリアン・フィリップ

ジャン・アドリアン・フィリップは25歳から時計のムーブメントを製作し始めました。1842年に彼が発明した鍵なし竜頭巻き上げ・時刻合わせ機構は、のちにパテックの関心を惹くことになります。1860年頃、巻き上げ機構に《滑りバネ》を追加したほか、他にもいくつもの注目すべき特許を1845年から1861年にかけて取得しました。その成果は現在もパテック フィリップに受け継がれており、同社が申請した特許は100件を超えています。

実りある協力関係

パテックの起業家精神とフィリップの時計製作技術が結びつき、すぐに成果が出始めました。それには海外への旅行が重要な役割を果たしました。

時の守護者

パテック フィリップが製作した最初期の時計のひとつ、懐中時計No. 87(1839-1942年)には《Patek, Czapek & Cie(パテック,チャペック社)》と刻印されています。

社名はのちに《Patek & Cie(パテック社)》(1845年)、ついで《Patek, Philippe & Cie(パテック,フィリップ社)》(1851年)に変更されました。社名に含まれていたコンマは2009年に削除されます。