品質と精緻な仕上がり
ケース
完全に統合されたマニュファクチュールであるパテック フィリップは、すべての時計のケースを自社で開発・製造しています。
素材
パテック フィリップのモデル番号に含まれる大文字が何を意味するのか、疑問に思ったことはありませんか? これはケース素材を示しており、フランス語の単語の最初の文字が使われています。こうしたさりげなくエレガントで効果的な方法で、パテック フィリップの各タイムピースに関する重要な情報をお伝えしているのです。
プラチナ・モデルのシンボル
プラチナは、いくつもの点で独特な素材です。非常に希少であり、きわめて純度が高く、耐久性に優れ、時間が経過しても色が変化しません。また金属の密度が高いため、加工が特に困難です。特別であることを示すため、すべてのプラチナ・モデルのケースには、6時位置にダイヤモンドが1つセッティングされます。
形状と寸法
世界の大部分の腕時計はラウンド型ですが、当社では何世代にもわたり、あらゆる手首にフィットする多様な形状と直径の時計を製作することで、独自性を際立たせてきました。パテック フィリップ・シールの厳格な認定規準に基づき、デザイナーは、時計の厚さ、技術的性能、エネルギー効率のバランスをたえず追求しています。
防水性能
パテック フィリップ・シールの認定規準に従い、当社の防水性能が認定されたすべての時計は、一括して30mの防水性能(空気中および水中で水深30mに相当する3気圧の圧力を加えることにより検査)という規準に基づいて試験されています。これにより、該当する全モデルで同水準の性能を保証することができ、水中や水際での活動中に時計を着用しながら行うことができる行為に関して、わかりやすい情報をお客様にお伝えすることができます。
ケースの製作
ケースの製作は、約20名の専門職人と約50の工程を必要とする、きわめて高度な作業です。これらはいずれも、高度な機械設備と職人のノウハウを組み合わせた複雑な工程です。パテック フィリップが誇る秀逸な品質を実現するためには、人間の手による繊細なタッチが決定的な役割を果たします。
切断と打ち抜き
ケース製作の最初の段階となるのは、金、ステンレススチール、プラチナなどの帯状の金属素材から、大まかな形状を切り出すことです。パテック フィリップでは、ケースには18金ゴールド、950プラチナ、316Lステンレススチールのみを使用しています。
次にプレス加工を行い、数トンの圧力をかけながら連続的な打撃を加えてケースを打ち抜き、ほぼ最終的な形状に仕上げます。パテック フィリップは、社内で独自に開発したプレス機を使用して、プレス加工を行う数少ないマニュファクチュールのひとつとして異彩を放っています。こうした厳格な工程を経ることで、どのケースも比類ない精度と品質で形成されます。
次にプレス加工を行い、数トンの圧力をかけながら連続的な打撃を加えてケースを打ち抜き、ほぼ最終的な形状に仕上げます。パテック フィリップは、社内で独自に開発したプレス機を使用して、プレス加工を行う数少ないマニュファクチュールのひとつとして異彩を放っています。こうした厳格な工程を経ることで、どのケースも比類ない精度と品質で形成されます。
機械加工
ここでは、CNC機械でケースの大きさや外形を微調整し、正確な寸法となるようにします。同時に、各時計に固有の識別用シリアル番号を、ケースバック内側に機械的に刻印します。先端技術を駆使したこれらの工程により、ケースの機能性を高め、タイムピースが真正のパテック フィリップであることが証明されます。
仕上げ
最後段階として、仕上げと呼ばれる精密な手作業を行います。この工程には、いくつもの重要な作業が含まれます。素材の残留物を手作業で慎重に取り除くばり取り、取り付け部を確実に固定する固定部の溶接、ケースを研磨するための準備などです。また、ヒンジも精密に形成されます。完璧な品質と外観になるよう、こうした作業はどれも細心の注意を払って行われます。
ケースを構成する各構成部品(ケース本体、ベゼル、サファイヤクリスタル・バック、ガスケット、プッシュボタン)を組み立てます。