品質と精緻な仕上がり
ブレスレット
パテック フィリップにとって、完璧に機能する快適なブレスレットを製作することは、ムーブメントそのものを製作することと同じくらい重要です。
素材
パテック フィリップでは、主に革、金属、ポリマー素材で製作されたブレスレットを使用しています。一般に、高級ジュエリーでは、合成素材製のブレスレットを使用したものもありますが、パテック フィリップの革バンドは、いずれも「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)」に準拠しています。パテック フィリップはさまざまなカラーのバンドを取り揃えているほか、一部のモデルでは交換可能なバンドが複数同梱されます。
初の腕時計
ほとんどの時計メーカーが懐中時計に取り組んでいた1868年、パテック フィリップは最初のスイス製腕時計を製作しました。このタイムピースは、ハンガリーのコスコヴィッチ伯爵夫人のために製作され、現在ジュネーブのパテック フィリップ・ミュージアムに展示されています。この腕時計にはケースにブレスレットをつなぐラグが備わっています。これは今でこそ一般的となっていますが、当時は時計製作の歴史の新しい方向性を示すものでした。
バックル
パテック フィリップのブレスレットを留めるバックルには2種類あります。ピンバックルと折り畳み式バックルです。これらのバックルは、さまざまな長さや厚さの革バンドとメタル・ブレスレットに合わせて設計されており、互換性はありません。
ピンバックル
バックルは、バンドを留める金具で、尖った金属のピンを手首のサイズに応じて穴に差し込むものです。金属製のバックルは、リングまたは長方形の部分と突起部で構成されており、ピンバックルとも呼ばれます。ピンバックルはメタル・ブレスレット以外のモデルで採用されています。
折り畳み式バックル
パテック フィリップのメタル・ブレスレット、革バンド、コンポジット・バンドに採用されている折り畳み式バックルは、最適な安全性と快適さを保証します。2つの部品が互いに折り重なることで、しっかりと留めます。バックル横のプッシュボタンを同時に押すことで開くタイプの折り畳み式バックルも存在します。
特許取得のバックル
パテック フィリップは常に折り畳み式バックルの安全性、着用感、耐久性の向上に取り組んでいます。2018年にパテック フィリップは、開閉の際の安全性を高め、独立した4つの留め金により確実に留まるようにしたバックルの特許を取得しました。2022年には、簡単な操作でブレスレットを延長できるロック可能な調整システムを導入しました。
メタル・ブレスレットの製作
パテック フィリップは、チェーンと機械加工によるものの、2種類のメタル・ブレスレットをご用意しています。後者の場合、リンクは機械で製作されますが、組立てと仕上げは常に手作業で行います。伝統的なチェーン・ブレスレットは、リンクを一つひとつ手作業で製作し、精密に配置、整列、組立て、はんだ付けを行うという、卓越した職人技を要する精緻な工程を経て完成します。