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時計製作職人

ジェム・セッティングの芸術

光の世界

時計製作とハイジュエリーの出会い——極めて繊細な技術を施すパテック フィリップのジェム・セッターは、技能を習得するばかりではなく、時間をかけてつねにそれを磨き続けることが求められます。私たちは、細心の注意を払って手作業でおこなう伝統的な技法に敬意を表し、この複雑な工芸の保護育成に取り組んでいます。光を巧みに操るこの技法は、時計製作芸術を高みに引き上げるための知識を形にし、見る人を魅了します。
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パテック フィリップのダイヤモンドと貴石

当社は、自社の厳格な品質規準を満たす最高級の貴石–ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルド–だけを使用しています。

ジェム・セッターの技術

タイムピースの美しさを際立たせるために、ジェム・セッターは時計製作の制約に従わなくてはなりません。超薄型ムーブメント、新しい、時には珍しい合金の使用や、ブレスレット、文字盤、ラグ、ケース本体、ベゼルなど、時計のあらゆる構成部品に施される装飾といったすべての条件が、ジェム・セッティングの技法の選択に影響を与えます。


ジェム・セッティングの技法

当社のジェム・セッティングには何世紀にもわたって培ってきた経験が活かされており、どんなに複雑な技法も、完璧さを追求してきました。当社工房で製作される時計には、主要なセッティング技法に加え、熟練の職人技を要する、極めて高度なインビジブル・セッティングも使用されています。精密機械工学を応用した時計内部の複雑な機構は必ずしも目にされるものではない一方、パテック フィリップのジェム・セッティングは、時計全体の美しさを新たに引き出すものです。

グレイン・セッティング

パヴェ・セッティングやグレイン・セッティングは、貴石を列に並べることで、時計に洗練された高級感を添えます。パテック フィリップでは、独自の精密なフォルムの爪で固定するグレイン・セッティングを行っています。肉眼ではほとんど見えない微小なゴールドの爪は、手作業で入念に成形され、一つひとつのダイヤモンドが確実に固定されていることを保証します。これによって滑らかな手触りに仕上げつつ、調和のとれたエレガントな輝きが与えられます。
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フラム・セッティング

これは2016年に開発され、カラトラバ7200モデルで導入された技法です。ダイヤモンドに入った光がパビリオン(ダイヤモンドの下部)で反射することできらめきを増すこの技法は、ジェム・セッターの真の芸術性を体現しています。すべての貴石は、ケースの表面に沿って垂直かつ等間隔に、そして均一の深さになるようセッティングされます。セッティングは、金属部分を可能な限り覆うような配置が選択されます。
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インビジブル・セッティング

インビジブル・セッティングでは、宝石細工職人によって水平の溝が施された特殊な石が用いられます。これらの石は、機械で加工された専用のレールに差し込まれ、金属が見えない状態で固定されます。一度セッティングすると取り外すことができないため、きわめて高い精度が求められます。この繊細な技術は、ダイヤモンドにもカラーストーンにも使用されます。
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スノー・セッティング

この技法の目的は、貴石の間の金属をできるだけ見えなくすることです。ジェム・セッターは自分でビーズをつくり、10~20種類もの多様なサイズの貴石を用いて作業するので、創造性を存分に発揮することができます。《スノー・セッティング》は《ランダム・セッティング》とも呼ばれ、表現の自由度が最も高く、一つひとつのタイムピースがジェム・セッターの目と美的感覚を頼りに作られます。

パテック フィリップ・コレクションのジェム・セッティング・モデル